東京都病院協会慢性期委員会に出席。

東京都病院協会慢性期委員会に出席。冒頭、進藤委員長より2月25日に開かれた都病協学会委員会企画の開催に対しての謝辞がありました。
来年の学会担当の高野委員(総務委員会委員長)からは、今回の学会同様、皆様の協力をいただき盛況な会にしたいとの決意が述べられました。
引き続き事務局から4月4日に行う予定の介護報酬説明会に関する報告があり、ご登壇する村山委員が「今回の改定は医療と介護の連携がより具体的に示されたので、連携用の情報提供シートなどの項目を重点的に話したい」と意欲を示されました。
次に東京都の介護人材補助について、東京都から、現場では介護職のみならず事務系 特に請求事務や相談員の人員確保も難しくなっているとの報告がありました。
コロナウイルス感染対策については、措置入院の覚書が進んでいるが、まだ様子見をしている医療機関が多くあるようです。
介護医療院関連では、医療療養での経過措置は終了したが、介護療養病床がまだ残っており、今回の介護報酬の中でも一部経過措置があったそうです。
介護の処遇改善に続いて医療でのベア評価がついたが、介護施設に勤務する「看護師」に対する改善策は示されておらず、協会等団体を通して進言する予定です。
私からは、今回の診療報酬改定は、回復期リハビリテーションがやはり厳しくて私どものシミュレーションでもマイナス4%程度。外来は、内科中心のクリニックでマイナス4.5%、在宅医療もマイナス4%ぐらいと大変厳しい状況。一方、医療療養病床は4%プラスで、特に医療区分2・1が精密化されてことがプラスに働いた。老健施設はプラス4%くらいだが、処遇改善の計算によっては下方修正しなければならない、と改定の影響について報告しました。