熊本の宇城総合病院の訪問 — 10年の時を経た再訪と課題

② 熊本の宇城総合病院の訪問 — 10年の時を経た再訪と課題
【10年前の支援経験と現場の再訪】
平成28年の熊本地震の際、八王子から病院救急車で駆けつけ3日間の診療サポートを行った宇城総合病院を再び訪問。
今回は、10年前の支援で得た知見も踏まえながら、現場の医療提供体制や被災状況、現在抱えている課題について、詳しくお話を伺いました。
看護部長と当時の記憶を共有し、10年の節目での再訪に深い感慨を抱きました。
なお、直前には全日本病院協会の神野会長も同院を訪問されていたようです。
【施設の損壊と継続する水問題】
建物の壁や天井などハード面に相当な損傷が見て取れました。
現在も井戸水を利用しており、温水が十分に使えないなど水に関する課題が解決していない状況です。
【地域医療のフォロー体制】
発災直後は外傷患者の搬送が相次いだそうですが、現在は未だ診療を再開できていない周辺地域の医療機関を補う形で、訪れる患者の継続的なフォローを担っています。
10年前の知見と今回の現場課題を、今後の災害医療体制の強化へ繋げることが重要です。