能登半島地震での被災地に向け南多摩病院のチームが出発いたしました。

昨日1月1日午後4時10分に発生した能登半島地震での被災地に向け南多摩病院のチームが本日、午後5時45分に出発いたしました。
南多摩病院で以前救急救命士として勤務し、現在、能登在住の元職員から現地報告によると老朽化や倒壊で使えない避難所もあり、車の中で過ごしている方もいらっしゃるというという非常に緊迫した時間が過ぎているようです。
現地での災害医療活動をすべく全日本病院協会からAMAT(All Japan Hospital Medical Assistance Team )の要請があり、南多摩病院から医師1名、看護師1名、救急救命士2名の計4名が先遣隊として富山県富山市八尾町へ向かいました。
私からは「他の災害医療チームも道路が寸断されていて、中々動けない状況もあると聞いています。その中でAMAT最初の先遣隊となることは大事な仕事であると思います。被災者の方々やこのあとに続くチームのためにも現地での様々な情報を全日病はじめ、医師会等に伝えて下さい。」とお話しいたしました。チームの安全と被災された皆さまの安全をお祈りするところです。