衆議院厚生労働委員会で質問に立ちました。
本日11月26日(水)9:20より、衆議院厚生労働委員会で質問に立ちました。
本日は医療法改正の質疑で、地域社会の皆さまが将来にわたって安心して医療を受けられる体制を守ることを目的に、以下の課題を国に質問させていただきました。
● 医療圏(構想区域・二次医療圏)の柔軟な設定
大都市圏と過疎地域では医療圏のあり方が大きく異なるため、アクセス時間など地域の実情に応じた設定が必要であることを提起しました。
● 必要病床数と都道府県の裁量
“受療率の低下”を踏まえた新しい算定方法が現場感覚に近づく一方で、実態と合わないケースもあります。地域事情に応じて増床を調整できるよう、都道府県の裁量の明確化と会議決定を担保する仕組みの強化を求めました。
● 救急・急性期医療体制の尊重
すでに効率的な救急体制を築いている地域が不利とならないよう、制度運用の柔軟性を要望しました。
● 医師偏在対策の見直し
管理者要件が特定の医師に偏らないよう、医療安全や経営など本来必要なスキルを踏まえた育成のあり方も検討すべきと訴えました。
地域医療は、地域社会の安心そのものです。
引き続き、現場の声を国に届け、地域の皆さまにとって必要な医療が確実に届く仕組みづくりを進めてまいります。




