2023.10.14全日病学会in広島_1日目③

2023.10.14全日病学会in広島_1日目③
特別講演3では私が座長を務め、日本大学の林真理子氏から「古希を生きる」という題でご講演いただきました。年を重ねても生き生きと在るためにどう工夫されているかという内容で、謙虚に学び挑戦し続け、周囲と交流する林氏の積極的なお人柄が若さの秘訣であると感じました。
委員会企画6では、医療法人赤枝会赤枝病院院長 須田雅人先生の座長、株式会社川原経営総合センター 代表取締役社長 川原丈貴先生の共同座長のもと、自由民主党 参議院議員 星北斗先生、一橋大学経済学研究科 准教授 高久玲音先生より「医業継続のための次世代に向けた持続可能な社会保障制度の提案」というテーマでお話いただきました。
はじめに、星先生より「政治家・病院経営者としての立場から見たこれからの社会保障制度」というテーマでお話いただきました。星先生からは、政治家の立場から医療業界への提案として、医療業界以外への挑戦事例をお話いただきました。
医療業界で生き残るには業界を超えて協力する、挑戦していくことが必要なのだと感じました。
続いて、高久先生より「社会保障研究者の立場からみた持続可能な社会保障制度について」をいうテーマでお話いただきました。高久先生からは、データから見るとコロナ影響が永続的になっている、とお話いただきました。
少子化対策の前提として、働く女性の支援、地域での育てる仕組みが必要だと感じました。

委員会企画7では、山本登氏が座長の元、東海大学教養学部の万城目正雄氏が「技能実習制度30年の経験と今後への示唆」、医療法人社団誠和会の義本正二氏が「現地面接の重要性」、社会医療法人博愛会開西病院の櫻井すみれ氏が「技能実習生受け入れの実際」という題でご講演されました。文化や言語の違う外国人労働者が病院の採用や教育方法の工夫により日本で生き生きと働いている事例の紹介で,技能実習生がこれからの日本を支える貴重な人材になると強く感じました。

学会企画4は「すみいの部屋~ここでしか言えない話、聞けない話」というテーマで行われました。座長は医療法人おると会 浜脇整形外科病院の浜脇澄伊 理事長と、大田泰正 学会長で、猪口雄二 会長、織田正道 副会長、美原盤 副会長、神野正博 副会長、中村康彦 副会長とともに私も登壇いたしました。
浜脇先生の魅力で会場は大入り満員。まさに「ここでしか言えない話、聞けない話」をテーマに切り込んでこられ、大いに盛り上がりました。

スポンサードセミナー1では、医療法人翠清会梶川病院 理事長 若林伸一先生の座長のもと、医療法人財団KNI 理事長 北原茂実先生より「病院の株式会社化が、医療と日本の未来を救う!」というテーマでお話いただきました。北原先生からは、医療は良く生きて良く死ぬ社会を支える総合生活産業-少子高齢化を乗り越えるための医療者の知恵-として取り組んでいる事業をご紹介していただきました。
デジタルホスピタルによる医療の未来の形には非常に興味深く感じました。