自民党在宅医療推進議員連盟の総会が開催されました。
12月3日、自民党在宅医療推進議員連盟の総会が開催されました。私はこのたび同議連の事務局長を拝命し、司会も務めました。
会議では、在宅医療提供者の安全確保に関する提言書が紹介され、医師の約40%が暴力被害を経験している深刻な現状を踏まえ、マニュアル作成や警察との連携、複数人訪問制度など具体的な対策について議論が行われました。
さらに、令和8年度診療報酬改定に向けて、在宅療養指導管理料の複数算定や在宅酸素療法の適応拡大、注射薬の使用範囲拡大など、多くの要望が示されました。離島・僻地医療や小児在宅医療への支援、マイナンバーカードによる資格確認の課題も取り上げられ、厚労省や警察庁からの説明もありました。
病院外来のピークを迎える中、地域医療の核として在宅医療がますます重要になるとの認識を共有しました。今後も、安全で持続可能な体制づくりに向け、現場の声を国政に届けてまいります。


